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2015年7月 1日 (水)

断食道場奮闘記・・・『断食日記・H23, 4, 22』

・・・『断食日記・H23, 4, 22』

●こちらへ来た目的
  約10年前、突然、咳が止まらなくなり、医者に診てもらう。「気管支喘息ですね、治療法はステロイド吸入を毎日、継続してください。」との事。
 どのくらい続ければよいのかと聞くと、「ず~っと、です」と言われる。「ステロイドといっても、妊婦さんが使えるくらいの微量だから、大丈夫・・・」と軽く言われたが、ステロイドがどんな薬かを知っている私は、医師の言う事を無視することにした。通院も行わなかったため、喘息が悪化するとどうなるかという恐ろしい話ばかりするようになってきたその医師は、最後には、「いつ、どうなっても知らないよ・・・突然死も多いからね・・・」と言っていたが、あまり気にしなかった。
 しかし、それから2年間は何もなかったが、8年前ほどから、冬になると発作を起こし、5年前には毎冬シーズンに入院するようになってしまった。そして、入院すると、大量のステロイドを投与されるのである。
●いざ、断食道場へ
  年々、悪化する症状に対し、何とかしたいと思っていた。西式の知識を得る機会があり、自分でいいとこ取りの自己流で実践していたが、あまり改善せず、こちらへ来る直前まで、来てからも発作止めの吸入を手放さないでいた。  仕事を辞め、決心をつけ、こちらへ電話をかける。最初は1週間くらいで何とかなるかと思っていたが、甘かった。予定を変更し、みっちり治すことに専念すると決める。
 先生から言われた毎日行う事は、通常の療法以外に、裸療法を1日5~6回、発作が起きたら、薬を使う前にまず胸を冷やす事だった。そして、ウサギとカメの話を聞き、私はやるゾ、と決めた。
 カメは先に行って一休みするウサギをノソノソと追い越すのではなく、地道に同じことを繰り返していると、ある日突然、カメがスーパーカメになって、ウサギを追い抜くのです、というお話し。
 ある日突然、スーパーカメになる・・・この言葉にいたく感動した。さむい、冷たいが大嫌いで避けてきた私にとって、裸療法と温冷浴は本当に辛いものだった。でも、その時に支えになったのが、スーパーカメの存在と、“良くなる・善くなる・能くなる”の言葉だった。
 このお陰で、今回感じている苦痛に対し、過剰に反応せずに済む事が多かった。良くなる・・・と唱えると、今までの発作で苦しんだ事を思い出し、「これが治るんだ・・・」とイメージが沸き、頑張れた。
●断食に入る
  食べることが楽しみだった私にとって、1日中何も食べないなんて・・・しかも10日間も、不安でいっぱいだった。案の定、初日は、本当に続けられるのか・・・と心細くなっていた。でも、皆、お隣さんも、あの方も、あの方も10日間乗り切ったんだぁと思い直した。
 だけど、毎日、常に頭に浮かぶのは食べ物の事ばかり・・・。「ア゛・・坦々麺・・タンタンメン食べたい。」そればかり考えていた。断食道場に何故、美味しぼ?と、来た当初は思っていたが、この時ほど、このマンガに助けられたことはなかった。
 そして、折り返し中頃を過ぎ、6日目を迎えた辺りから、前胸部と背中に発赤疹がバァーと出始める。先生、奥様共に「出ることは良い事、ゴミが出るんだから。1回の断食じゃ出ない人もいるし、赤飯炊くかな・・」と言われた。これが出たら、なるべく断食を続けた方がいいと言われ、少しガックリする。10日間以上・・・なんて。でも、出たことをありがたく思うようにし、・・どんどん出ろ!!・・と、言い聞かせた。
 それで結局、1日延ばし、11日間の断食を行う。
●終えてみて
  断食に入ってから、気圧の変化が起きてもヒューヒューともゼーゼーとも言わない。これまでは雨天の前、低気圧が近づくと必ず、喘息が出ていた。そして、長年悩んでいた口呼吸が鼻呼吸になっていた。
 さらに嗅覚が復活した。ここ数年間、ニオイというものをほとんど感じたことのなかった私にとって、ニオイがわかることは、本当に嬉しいことだ。
 ここの温泉のイオウのニオイ、台所の前を通ると、お出汁のいいニオイ、玄米の炊けるニオイ、本当に嬉しかった。この時には、・・スーパーカメになりつつあるから、後は地固めです、・・と、言われる。
●最後に
  病気というのは何かしらの原因があるのだろうが、いまひとつはっきりしないもので、薬を使うしか手段はないと嫌々ながらも認めていた。しかし、ここで教わったことは病気を何と捉えるかという原因のようなものを教わることができた。
 それは二足直立歩行で立ち、体表面を衣類で覆い、甘い、しょっぱい、脂っこい、美味しいものを気ままに食べる。一見、普通の生活がそのもの自体が体にダメージを与えているということ、それを日々、修正することなく傷め続けた結果が症状だということ。
 これを教わっただけでも本当に来た甲斐があります。これからの人生にとって、本当に有益な学びです。身体は治す力がある。良くなろうという力が備わっている。それを信じて、その力を出せるように心掛ける、習慣化する。自分の健康体は自ら作っていく。
 本当にありがとうございました。一生の宝になるお話を教えてくださり、感謝しています。辛い時はいつも温かく励ましていただき、本当に嬉しかったです。お陰で乗り切ることができました。意を決して、こちらへ連絡し、32日間お世話になることができ、本当に良かったです。そして、共に頑張った仲間の皆さんの存在も心強いものでした。ありがとうございました。

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