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2006年12月30日 (土)

断食道場奮闘記・・・なんで断食をそんなにするの

 入寮当時、道場は満室状態でしたが、自分の症状がどうかと言うよりも、聞くも珍しい断食道場にどんな人が来ているのか、興味津々でした。
 入寮している人達のほとんどは、いろいろな症状に悩み、病院での治療でも改善できず、最後の手段として、西式健康法、断食を選んだ人達が多く、今のようにインターネットもない頃に、どうして知ったかと言うと、そのほとんどが道場で西式健康法を体験した人からの紹介なのです。中でも半分くらいの人は、2回目とか、3回目以上の人で、その当時は、・・・何で、断食をそんなにするの・・・。不思議な思いで聞いてみると。
 悩んでいた症状は改善されたが、別な思いで、断食の後の身体の心地よさが忘れられない・・とか、どうしても日常生活の中では、いいと思っていても西式健康法ができないことが多いので、たまに、定期的に道場に来て、身体の大掃除をする、すると、明らかに身体が楽になるし、・・・。
 これは少し気を入れてやらなければ・・・と思ったものです。事実、私もできればお腹など切りたくないし、断食で治すために入寮したのですが、心の中では少し甘い部分もあったのかもしれません。これで治るなら、万々歳ですし、皆さんの話を聞いていると、楽になってきました。
 当時の入寮仲間の中で、数人忘れられない人達がいました。強烈な思いで今も覚えていますが、その人達の回復の様子が私に元気を与えてくれました。
・・・次回へ続く。 

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2006年12月23日 (土)

断食道場奮闘記・・・断食を選ぶ。

  手術の準備をしている医師に対して、・・・少し待ってください。手術をするかしないかは後でご連絡します・・・と言うと、今まで散々これで悩んできて、ようやくその原因がわかったのに何をためらう、何を悩む。手術しか方法はないよ、・・・
 数年前であれば、盲腸の時のようにそれこそ言われるままに切っていたと思います。しかし、その当時は新しい縁を得て、西式健康法のことを知っていましたし、そして、そちらの縁を大事にしようと思い、まずは西式健康法、断食をしようと決めていました。不安がないかというと不安はありましたが、生来のんきな方ですので、断食をしてみて、ダメなときは手術をすればいい・・・こんな思いでした。
 そして、入寮。それにしても、断食道場、当時、聞くも新鮮な響きでした。・・・そういうところがあるんだ、そして、現実に断食をする人がいるんだ・・・そして、そこに自分がいる・・・
 10日間の断食の予定で、約1ヶ月間の入寮でした。
   ・・・次回へ

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2006年12月20日 (水)

断食道場奮闘記・・・30歳、男性です。

   思いつくままに・・・30歳、胆石の男性でした。
 ご本人曰く、・・・いたって健康です。病院にもほとんど行った事がないし、いつも外で遊んでいるような健康優良児タイプでした。でもどういうわけか、月に1日だけお腹が痛む、それも2~3時間程度。12~13歳くらいから始まり、以来ずっと続いています。病院での検査は受けましたし、その都度、いろいろな病名をもらいました。胃炎、腸炎、慢性胃腸カタル、・・・そして、15歳の時には、盲腸炎があるのかもしれないということで、盲腸の手術までしましたが、まったく異常はなく、ただお腹に手術の後だけが残る結果となりました。その当時はそれで症状がなくなるならと深く考えず、言われるままの手術でした。
 それからも定期的に痛みは続きましたが、長く続くわけでもないし、痛みも我慢できないほどでもない、半ばあきらめ気味でした。
 そして25歳を過ぎた頃から、だんだんと痛む程度が20日に1回、2週間に1回とだんだん短くなってきて、少し不安に思っていました。しかもその頃は、痛みというよりは、何ともいえぬ不快感が強かった。
 そして30歳、食事の量が増えると、その夜は明け方近くまでお腹周りの不快感でうなっていました。普通の量を食べても、数日に1回の割りで同じような不快な夜でした。これはさすがに様子がおかしいと思い、病院で症状を説明するとその場でエコー検査とレントゲン検査。2センチほどの胆石があり、先生曰く、小さい頃からのお腹の痛みもおそらくこの石が関係していたのでしょう・・・17~18年かけて2センチの大きさにしたわけで、もったいないかもしれませんが、胆嚢の出口のところにあり、胆汁の流れを阻害しますから切って取りましょう・・と言われ、その場で手術の手配を始めようとされました。
 ・・・次回へ続く・・・
 

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2006年12月16日 (土)

断食道場奮闘記・・・彼女の日記です。

    彼女の日記の一部です。
・・・薬の量も少しずつ減らしていき、準備食9日目に完全にストップさせました。本断食に入ると、昼間、眠くない時にも中くらいの発作が出るようになってきました。夜は寝る時に出るのはもちろん、ほぼ、1時間おきに発作が出ていて、そのたびに起きていました。昼間もよく出るようになったため、外出禁止になってしまいました。ただこの時点で以前との違いは、発作の回数は増えたが、時間はすごく短くなったということです。以前は1回の発作につき、30秒くらいだったのが、10秒前後で治まるようになってきました。
 そして次に大きな変化があったのは、回復食に入ってからのことです。回復食になって3日目から、断食中に出ていた発作が出なくなってきました。この時点では、夜の寝ている時の発作は、一晩で3回くらいありましたが、どれも時間的には短いものでありました。
 普通食になってからは、寝かかった時に1回、軽い発作が出る程度で、昼間には大きいものは出なくなりました。もしかしたら寝ている間にも出ていたのかもしれませんが、私自身はまったく感じなくなりました。薬を飲んでいないのに、こんなに症状が軽いのは断食をした効果です。ここまで良くなるなんて、とても嬉しいです。まだ症状は少し残っていますが、昼間に出なくなったことが何より私にとって大きな違いです。・・・・・・

 道場はいろいろな症状で悩んでいる方ばかりですので、人には優しくなります。お互い様という気持ちが持てるということもあるでしょうが、療法を続けていくと神経のバランスが良くなっていくことも大きいのです。彼女の時も多くの女性がおられたこともありますが、同室の女性のように睡眠を少し妨げられても笑顔で何もなかったように、かえって気遣って心配してくれる。そして他の仲間も彼女を一人にしておくと、発作が出て、怪我でもするといけないので、誰が言うともなく、誰かが必ず彼女と一緒にいるようにしていました。
 仲間の励ましや心遣いの中で、彼女も最初の予定を延ばして14日間の断食をやり遂げました。そしてマイナス15キロの体重が何よりのご褒美のようでした。

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2006年12月13日 (水)

断食道場奮闘記・・・21歳、女性です。

     思いつくままに・・・・・神戸から来られた女性でした。
 最初に連絡を受けた時は、寝る前に少し発作が出る程度ということだったのですが、直接にお会いして詳しく話を聞いてみると、どうもその程度ではないようでした。
 ご本人は、発作が起こりそうという感覚は何となくわかるらしいのですが、それから先がわからない。そして発作の前後、さらに発作中のことはまったく記憶にないとのことで、気がついたら、服が汚れているとか、手足に血がにじんでいるとか・・・で、発作があったことを確認していたようです。よく大きな事故にもあわずに、生活できているものでと半ば感心したものです。
 癲癇の発作もいろいろあるようで、彼女の場合はとにかく暴れる。寝ている時でもそれこそバッタン、バッタンと暴れ転げまわる。それでも本人は発作そのものには記憶がないから、同じように朝起きて、シーツの乱れや手が痛いとかで発作があったことを確認する。
 同室の女性にはご迷惑をおかけしましたが、いろいろと気遣っていただきました。症状の概要は前もって話していたのですが、さすがにバッタン、バッタンには驚いたようでした。決して小さくはない身体でしたから、かなりの迫力で、しかも毎日のことですから・・・それでも日を重ねるにつれて慣れてきて、・・・よくあんなに動くもんだ、しばらく眺めていました。しかも本人は何もなかったようにケロリとしている・・と笑いながら、その時々の様子を知らせてくれました。
 彼女の日記の一部です。
・・・・・・次回に続く。

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2006年12月 9日 (土)

断食道場奮闘記・・・70歳、女性です。

 ・・・思いつくままに、記憶に残る奮闘記です。
山口県から来られていた70歳の女性でした。少し肥えすぎて高脂血病と脂肪肝を指摘され、医師からも痩せるようにとの事で、入寮。お会いしてみると、お腹周りのだぶついた肉を手一杯に掴み、これがなくなれば・・・と、さらに肩、腕の痛みに悩んでいて、こちらの方が現実的には急務でした。
 準備食、断食とご本人も驚くほどに元気に過ごし、8日間の断食を終了。お腹の肉も見た目にも小さくなり、何より痛かった肩、腕、足先の痛みが激減し、笑顔の日々でした。こうした肩、首周辺の痛みは頚椎の歪みによることが多く、そのため、木枕の実行を強く勧めましたが、当然ながら最初は痛く、なかなかできなかったようです。それでもご本人の頑張りもあって、痛みの箇所が日を重ねるたびに違う箇所へと移り、次第に消えていく、・・・・枕の効果を実感したようでした。
 回復食の2日目、・・・寝違えたみたいで首が痛くて動かない・・・との事。寝違えもあるでしょうが、少し好転反応が出始めたようで、療法をしていればさらに楽になりますからと説明し、療法は続ける。その夜は頭に響く痛みで睡眠もままならなかったようで、落ち込んでいました。
 首に強固のこわばりがあり、とにかく痛む、それでも療法をすると数時間は不思議と楽になる・・・機械療法の効果を実感したようでしたが、2日ほどはこの繰り返しでした。
 次第にこわばりはなくなり、それとともに頭痛は軽減しましたが、首の痛みは少し楽になるものの依然として残る。・・・ご本人が言われるには・・・だいぶ昔に、2度ほど車の運転中に車に横からぶつけられ、車は大破するものの奇跡的にほとんど身体は無傷な状態を経験しているとの事。考えてみれば、それ以降に肩、首の痛みがひどくなった気がする・・・今、その事故を思い出しました、と。
 断食によって、身体の不良、不善、不能の箇所を引っ張り出したわけですが、まさにこれが断食の効果でもあります。いわゆる身体の大掃除で、ゴミを隅々から集めている状態です。
 痛みは思いのほか長引き、退寮までに治まるか・・とご本人も気に病んでいましたが、退寮の2日前に集めたゴミをようやく廃棄できたようで、痛みは治まり、以前に増して軽くなった身体、そして首周りで退寮されました。
 楽になっていただけに前にも増した痛みや頭痛に驚いたでしょうが、よく頑張って療法を続けられました。その頑張りがすべてでした。
 

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2006年12月 3日 (日)

断食道場奮闘記・・・閑話・丸1年になりました。

2005年12月4日 
・・・はじめまして・・・
こうした日常的な日記があることを、今、入寮されている方々に教えていただきました。皆さん曰く、道場のホームページからでは推測できない日々の生々しい会話や断食の様子、伝説的な断食の逸話・・・道場に来て初めてわかる驚きと感動を伝えてほしいとの事。・・・併せて、断食に挑戦した人達の頑張りと熱意に拍手を送る応援のページになればと思います。・・・・・・・・

 こうした期待や想いの中で書き始めた日記でしたが、何でも書き続けるということは大変なことです。ましてその内容となると・・・今、読み返してもはなはだ恥ずかしい限りでした。それでも西式健康法というもの、西式の断食というものに少しは関心を持たれて、定期的にご覧いただける方も増えたようですし、実際に縁ができて、断食に挑戦された方々もおられます。
 丸1年が過ぎ、改めて、・・・ご覧いただいてありがとうございました。

2年目は、もう少し私たちの記憶に残る人達の奮闘の日々をお伝えできたらと思っています。

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