« 2006年6月 | トップページ | 2006年8月 »

2006年7月29日 (土)

断食道場奮闘記・・ついにベルトを切る

 7月、岐阜県大垣から来られていた男性が退寮されました。糖尿病と2ヶ月前から急に発症したじん麻疹の改善が目的でした。中でもじん麻疹は1ヶ月ほどの通院治療にもかかわらず、まったく改善せず、そこで数十年前に胃潰瘍が治癒した西式健康法、断食を思い出し、今回の入寮でした。
 西式健康法では、皮膚に出てくる疾患は自然治癒力が働いて、皮膚から毒素を捨てようとしていると考えていますから、積極的に捨てやすい環境を作る・・・これが大切なのです。そこで整体調心療法や温冷浴、そして中でも裸療法という皮膚の働きを活発にする療法が中心になります。
 1日に5~6回の裸療法を行い、きれいに消えた・・また出てきた・・きれいに消えた・・・を繰り返しながら、今はきれいに消えている・状態が長く続いています。最初は8日の断食予定だったのですが、より完全を期すために2日間延長しての断食10日間でした。1ヶ月間出続けていたじん麻疹が、出たり、消えたりを繰り返したこと事態が不思議な体験だったようですし、体をいたわることも少しは認識されたようでした。
 体重も10キロ近く落ち、顔も体もすっかりスリムになって、そしてまた今回もいつもと同じ情景です。ベルトの穴が足らず、しかたなくベルトを少し切ったそうで、それでも綿パンはたるみ、今にもずり落ちそうでした。
 断食中は81まで落ちた最高血圧も118まで回復して、元気に退寮されました。日常生活の中でもできる限り西式健康法を取り入れて、体をいたわるとの事でした。
 お体、くれぐれもご自愛してください・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月22日 (土)

14キロの減量・・・ベルトの穴が足りない

 6月25日、大阪から来られていた女性が10日間の断食を終えて退寮されました。躁鬱の改善と減量、体質改善が目的でした。 躁鬱は入寮された当初から、・・・どこがそうなの・・というほど元気で明るく、休憩室でも常に会話の中心でした。ただ体重の増加もあって、人に会いたくない・・という思いもあったようで、さらに病院で躁鬱症と言われ、抗うつ剤を出されたことから、何となく・・・私は躁鬱症・・・よく聞くと、少しおかしな話です。
 体重は14キロの減量。断食が終わっても回復食でも少し落ちて、一時期、大台を数百グラム下回ったのですが、その後少し増えて、結局、大台ちょうどの14キロの減量でした。彼女も何とか大台を下回って帰ろうと積極的に散歩をして頑張ったようでしたが、残念ながら、大台ちょうどでした。
 それでも、帰ってからも指導した食生活法を心がけていれば、別段無理なダイエット食をしなくても、日常生活の中で十分に体重は落ちていきます。少し心苦しいですが、まだ標準体重を少し超えていますから、体は体重を落とそうとする方向に向かっているのです。その思いを忘れずに・・・・ご自愛ください。。
 そして、以前に書いた退寮時のいつもながらのあの情景です。退寮される時に入寮された時の服を着て、改めて14キロという数字を実感します。ウエストはベルトの穴が足りないほどにブカブカ、油断するとジーパンが落ちてしまう、こういうのを嬉しい悲鳴とでもいいのでしょうが、化粧ののりも良く、肌はすべすべ、・・・それでも、ついつい厚化粧に。 ・・・今度は子供も太目を気にしているので、子供と一緒に来たいと思います・・・との事。
 足取りも軽く、退寮されました。  

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月15日 (土)

断食道場奮闘記・・・回復食の不思議・続き

 回復食の不思議・・・・・
断食中はもちろん、回復食に入っても、電子血圧計で血圧を測ると測定不能という表示が多く出ます。『血圧が測れない』、衝撃的な言葉の響きですし、すべての方が当然ながらビックリします。そしてすべての方が驚きの表情の中でこう聞かれます。・・・大丈夫ですか・・・・・
 状況を説明すると、・・・断食中だから仕方がないのか、それに血圧が測れなくても状況が急変しているわけでもないし、元気に散歩もできるし・・・と、断食中のことはそれなりに納得できる要素はあります。それが回復食になって、食べ始めて、あきらかに力が出てきたと感じているのに、血圧を測ると相変わらず測定不能・・・そしてやはり、こう聞かれます。・・・どうして・・食べているのに・・あきらかに元気になってきているのに・・・ある意味、最も驚かれる瞬間です。
 普段に、血圧が計れない状況が起きれば、その時はおそらく立ちくらみやめまいを起こし、立ち上がるのでさえ困難な状況です。それが普通に散歩もできて、日常の立ち振る舞いには不便を感じない、少し体質改善ができたかな・・・驚きの裏側に少し、達成感や満足感を覚える瞬間のようです。
 そして、回復食の日を重ねていくにつれて、血圧は次第に測れるようになり、数字もだんだんと上がっていきます。それでも思うのです。こんなわずかな食事の量で、・・・どうして・・・
また新たな驚きの始まりです・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月 8日 (土)

断食道場奮闘記・・・回復食の不思議

 そして、この回復食の始まりの時間は、以前、断食は偉大なる共食いという言い方をしたと思いますが、まさにそのことを一番実感する瞬間なのです。
 繰り返しになりますが、断食中は、物を、栄養を取りません。しかし、体は常に栄養を、血液を必要としていますから、体中の隅々から普段は使われていないものも含めて、栄養となるものをひたすら探してくる。そのために全身の血液循環は活発になってくる。だからこそ、断食もある一定の日数を過ごすとこの共食いシステムが出来上がるかのように楽になってくる。
 しかし、食べ始めるということは、外から栄養が入ってくるわけですから、そのスピードは少し緩やかになってきます。ただ食べるといっても、前述しましたような食事ですから、栄養の取り方に少しバランスを欠いて、空腹感を、そして食欲を感じる時間となりやすいのです。
 それでも空腹感は感じても、断食中よりは体は確実に楽になってくる。普段なら食べたか、食べないかわからないような量なのに、・・・少し消化吸収の力が良くなってきたかな、少し体質改善ができたかな・・・少しご褒美を感じる瞬間です。
 こうした断食、回復食の流れは科学的に解明されているわけではありませんが、長い間、数多くの断食体験者と接してみると、こうした流れを実感せずにはおられません。

 回復食は、ある意味、断食中とは趣の違うさまざまな具体的な不思議を体験します。それが、体質改善ということになるのでしょうが、・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月 1日 (土)

断食道場奮闘記・・・回復食です。

 こうして予定の断食を終了すると、回復食が始まります。回復食は、人の出産、そして成長みたいなものです。人は生まれてしばらくは母乳で栄養を補給します。そして内臓器官等の成長に併せて、離乳食、流動食、普通の食事と変わっていきます。断食後の回復食もまさにこれと同じ歩みをします。言い換えれば、回復食の一食、一日が人間の成長の一ヶ月や数ヶ月にも匹敵するわけです。断食の日数によって、母乳、離乳食、流動食・・の日数は変わってきますが、断食後の回復食はまさにこの母乳から始まります。
 といっても、現実には生の玄米を粉にして、それを数時間かけて炊き込んだ重湯と、十数種類の野菜をすり潰したジュースから始まります。・・・事実、西式健康法では母乳の飲めない赤ちゃんにはこの重湯を飲ませます・・・そして日を追って徐々に濃さも量も多くなり、断食の日数に応じて最大4日間の重湯の時を過ごします。
 断食が終わって、初めて口にする重湯、ジュース、・・・人によっては10日振りの、14日振りの食事・・・どんな味だと思いますか・・・・。
 赤ちゃんにとって、初めて口から取る栄養・・母乳・・私たちにその頃の記憶が残っていれば、何と表現するでしょうか・・辞書から探してもまさに言葉が見つからない、感激、そのものでしょうか。
 そして、・・・続きます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年6月 | トップページ | 2006年8月 »