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2006年3月25日 (土)

断食道場奮闘記・・断食日記

 ・・・初めての断食への緊張感は伝わってきます。

 道場では前述のように準備食をしてそれなりに体と心を整える期間がありますし、余暇の時間を捉えて西式健康法や断食のことは説明しますし、西式健康法の資料や文献、道場での仲間との会話や様子・・・そして断食日記で、ある程度は断食の様子を、事前に推測はできるわけです。
 中でも断食日記は心強い応援団のようです。入寮されたさまざまな方々が、ご自身の想いを、本当に素直に書かれています。この日記は昔、ある入寮者が・・・体験者の入寮中の生の声が聞けると、断食の不安も少なくなるし、自分への励ましにもなる・・・との一言でおくようになったものです。そして、その一部は道場のHPに掲載しています。
 私たちが読んでも、逆に教えられることや感動を覚えるものも少なくありません。
 

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2006年3月19日 (日)

断食道場奮闘記・・いざ断食です

 そして、いよいよ・・断食・・です。   
ほとんどすべての方が、断食をする目的で道場に入寮されるのですが、準備食の間は、早く断食をしたい・・・と言っていても、準備食も終わり、いざ、今日から断食・・・となると、それなりに緊張感を持たれるようです。
 今までは漠然とした想いだったものが、現実へと変わっていく瞬間なのかもしれません。
しかしそれも、ある意味当然なことです。普段は朝食を抜くだけでもふらついたり、そして食べないことをまるで悪いことでもしているように非難されたりしています。まして何日も食事を抜くなんて、非常識なのに・・・それが1日、2日、さらに数日も、人によっては7日、10日、14日・・・自らの意思で何も食べないわけです。考えてみれば世の常識では、驚くべき非常識なことなのです。
 断食を始める前に改めて、断食の効能や臨床例、断食中の心構え、注意点などを詳しく説明しますが、初めての断食への緊張感は伝わってきます・・・・。

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2006年3月13日 (月)

断食道場奮闘記・・・外伝・4

 道場のあるところは別府温泉、別府駅があり、昔から、そして今も別府市の中心です。初めて来られた方の多くが、あまりに街の中に道場があるので驚くようです。別府駅から数分の立地ですし、事実、歩いて数分の距離に多くの飲食店が乱舞しています。ちょうど飲食街と住宅街との境にありますので、同じように数分で海岸線や港にもいけますし、古い町並みや大きな公園や神社も散歩にはいい距離にあります。
 断食中の食品のウインドーショッピングも皆さん結構行っているようで、よく雑談の中に出てきます。・・・不思議と今は食べたくはないのだけれど、見ていると何か安心する・・。
 かつて過食症がひどくて、家の中にあるものを食べあさって、冷蔵庫の中を空っぽにしておくしかなかった人が来られました。入寮後も外に出るのが不安だったらしく、お金もすべて預かり、道場にこもっていましたが、1週間ほどで少し落ち着いたようで、少しずつ散歩に出るようになりました。結局10日間ほどの断食をされたのですが、やはり断食中も元気に散歩をされていました。食品売り場に行ったかどうかはわかりませんが、とにかく無事に元気に断食を終えました。
 普通に考えると、ものを食べていないのだから、食べ物を見ると余計に食べたくなるように思われますが、前述の料理番組もそうですが、療法を続けていくと自律神経のバランスが良くなってきて、精神的にも余裕が出てきます。当然ながら、人によって若干の違いはあるでしょうが、こればかりは実際に西式健康法を、そして西式の断食をしてみないとわからない驚き、想いかもしれません。
 ゴスペラーズのMさんがコンサートの中で・・・断食中はデパートの食品売り場を獣のような目をしてうろついていた・・と話されて、多いに受けていましたが、断食中の様子を見ていても、言葉以上に余裕はあったと思います。


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2006年3月 8日 (水)

断食道場奮闘記・・・外伝・3

 別府は、今、古き良き時代の別府を知ってもらおうと、そしてそこにこそ別府の本当の良さがあると・・地域の人たちがボランティアで町の隅々をガイドして歩く路地裏散歩という観光ガイドが盛んになっています。
 別府と聞くと、ひとつの温泉郷のように思われますが、厳密には8つの代表的な温泉郷の集まりです。これを別府八湯といいます。具体的には・浜脇(はまわき)・別府・観海寺(かんかいじ)・堀田(ほりた)・鉄輪(かんなわ)・明礬(みょうばん)・柴石(しばせき)・亀川(かめがわ)の温泉郷です。
 8つの趣の違う温泉郷で、地元の有志が街の路地の中まで案内して歴史や逸話を含め、詳しくガイドして歩くと言うのが・・路地裏散歩です。
日曜日になると、道場の前を旗を手にしたガイドが十数人の観光客を連れて歩いています。最近はだいぶ見慣れた情景になりました。結構評判がいいようで、実施する地域も増え、観光の話題になっているようです。
 道場でもほとんどの方が散策に出られますが、私たちにとってはあまりに日常的なものであっても、・・・町並みがおもしろい・・・という言葉はよく聞きます。どこがいいの・・・とついつい尋ねてしまいます。
 浜脇温泉は別府発祥の地とも言われ、かつては遊郭としてにぎわい、今も少しだけその名残を残し、別府温泉は昔も今も別府の玄関口です。観海寺温泉は120メートルほどの断層崖の上にあるホテル街、明礬温泉は俗に言うところの・・温泉の素・・湯の花・・の産地、湯の花を作るわらぶき屋根の三角小屋が立ち並び、最も湯治場の雰囲気を持っています。鉄輪温泉は有名な湯煙、地獄めぐりの里です。堀田、柴石温泉は隠れた秘湯の雰囲気があり、亀川温泉は地元の人たちと同じ視線にある温泉郷です。
 別府は温泉がある関係からか、昔から多くの別荘がありました。有名なところでは大正時代の歌人、柳原白蓮さんの別荘、赤銅御殿とか、麻生外務大臣のお父さんの多吉さんの麻生別荘、町の一区画がそのまま別荘になっている中山別荘・・・今では到底建てられないようなりっぱなものばかりです。すべて個人の持ち物ですから、現実的には仕方がないのでしょうが、赤銅御殿は取り壊され、麻生別荘も取り壊しが決まり、他にもそうした別府の歩みと共にしたものがなくなっていっています。
 そうしたものも含め、別府の町の趣きを市民の声として何とか残していこうという想いもあるようです。事実、取り壊しが決まっていた明治から続く駅舎が保存され、竹瓦温泉と並ぶ威容を誇った浜田温泉も保存されました。
 私たちも知らないような歴史や逸話を含め、町の語り部の皆さんが共に歩きながら話してくれます。行列のできるベーカリショップでない昔ながらのパン屋さん、無添加で、今でもはかり売りの味噌屋さん、有名なケーキショップにも負けないであろう地元では知る人ぞ知るケーキ屋さん、その安さと種類の豊富さに驚かれるJRガード下の食品市場街・・
 これらは皆、道場から数分の距離にありますが、同時に帰られる時の貴重なお土産の定番でもあります。よく言います・・・パンやケーキは待ってる人へのお土産ですよ・・・ご自身のではありませんよ・・・少なからず笑いが起こります。ご自身へのお土産は、もう十分にもらっているはずですから・・・・。

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2006年3月 2日 (木)

断食道場奮闘記・・・外伝・2

 別府人は銭湯と言う言葉を使いません。単に・・風呂・・温泉・・という言い方をします。ほとんどいつでも入れますから、家にある風呂場のような感覚で、温泉を使います。別府はどこを掘っても温泉が出るようなのですが、すでに新たな採掘は禁止されています。今は風呂釜も簡単につけられるようになりましたので、温泉が出ない家でも、家に風呂場がないところは少ないでしょうが、かつては家に風呂場のないところがほとんどでした。
 朝と夕は湯桶を抱えて、風呂通い・・・夏は男がステテコ姿で・・・と言う情景は別府のどこでも見られたものです。まさに風呂上りに下着姿で家の中を歩くような感覚だったのです。ホテルに泊まって、ホテルの立派な温泉に入るというのもいいでしょうが、別府の情緒を楽しみ、知ることは、案外、この小さな温泉場での世間話や雑談の中にあるのかもしれません。少し小さく、湯あかで汚れて見えるかもしれませんが、毎日、力を込めて清掃はしているのです。湯あかは本当の天然温泉の証なのです。
 市内には多くの温泉場があります。道場に来られる方の多くが言われます・・・別府は病院と銭湯の多いところですね・・・と。散歩や散策をすると、よく目に付くようです。
 俗に言うところの銭湯は、市営温泉、区営温泉、共同温泉に分かれます。地元の人間が日常的に使うのは市営温泉と区営温泉。中でも区営温泉です。字でお分かりのように、何々区ごとに大体ひとつの温泉場があります。ほとんどが歩いて数分という距離です。この区というのはおよそ町と同じエリアと考えればわかりやすいと思います。・・・道場のある秋葉町はそのまま秋葉区となります・・・1階が温泉場で、2階が地区の公民館という作りです。風呂場は男女に分かれ、40度前後の浴槽と少し高めの浴槽の2つが設置されています。もちろんお湯は浴槽からあふれ、使い放題です。
 かつて他の町で生まれて初めて入った銭湯で、びっくりした洗髪料なんてものはありません。入浴料は、1ヶ月30回で1000円前後です。区外の人の入浴も自由ですが、入浴料は少し高くなります。入浴時間も朝の6時30ごろから夜の11時ごろまで、朝の出勤の前に、風呂に入って・・・と言う人もおられます。
 市営温泉は少し規模が大きくて、入浴料も1回100円ほどです。最近、富に有名になった竹瓦温泉はこの中に入ります。この市営の中には観光客用に作られているものがあり、展望浴場があったり、宿泊や軽い運動のできるところもあります。そして共同温泉、何軒かが集まる地域で、その住民たちだけが使っている個人所有の温泉です。
 別府は、今、古き良き時代の別府を知ってもらおうと、そしてそこにこそ別府の本当の良さがあると・・地域の人たちがボランティアで町の隅々をガイドして歩く・・路地裏散歩・・という観光ガイドが盛んになっています。
 続きます・・・

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